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02
2022

辻占恋慕

CATEGORY映画―邦画







辻占恋慕
ロックデュオのボーカルの信太(大野大輔)は、ギターの直也にライブをすっぽかされてしまう。
そこにシンガー・ソングライターの月見ゆべし(早織)が手を差し伸べる。
売れないミュージシャン同士の二人は、同じ30歳ということもあって意気投合。
信太はゆべしのマネージャーとなり、恋人同士となる。しかし、二人の間には徐々に方向性の違いが生まれ始める。


信太がゆべしに託した想い ―― 彼女の才能なのか、自身の夢の投影なのか、彼女への愛情なのか、そんな自分が好きだからなのか。

全部だと思う。

それの何が最優先なのか、何が最適解なんて永遠に結論が出ないと思う。

2人が導き出した回答 ―― 終盤からエンディングが、愛おしくて、じれったくて、ほろ苦すぎた。

色々先送りして、適当に未練残して、抱えきれない想いを其処らの路傍に捨ててきた、全ての大人が観るべき物語だと思う。

心の端っこに間違いなく突き刺さるから。

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