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2022

2022 夏の琵琶湖一周歴史旅 12.三井寺 壱

[三井寺(園城寺)]
朱鳥元年(686年)、弘文天皇の皇子である大友与多王により、大友氏の氏寺として草創(伝承)
9世紀 唐から帰国した留学僧円珍(天台寺門宗宗祖)によって再興され、以降は皇室、貴族、武家などの幅広い信仰を集めた。
     円珍没後、円珍門流vs慈覚大師円仁門流に比叡山は二分され、対立抗争の激化から、比叡山宗徒に数回焼き討ちされることに。
元亀2年(1571年) 比叡山焼き討ちの際、織田信長は円城寺に本陣を敷いた。
文禄4年(1595年) 豊臣秀吉によって寺領を没収され、一時廃寺同然に。
慶長3年(1598年) 秀吉に再興を許可される。
慶長6年(1601年) 現在の形に復興。

三井寺01
仁王門 

宝徳4年(1452年) 建立
慶長6年(1601年) 甲賀 常楽寺より移築

三井寺02
釈迦堂

室町初期建築の食堂

三井寺03

三井寺04
金堂

慶長4年(1599年)再建
堂内は圧巻の一言で(◎_◎;)

三井寺06
一切経堂

慶長7年(1602年) 周防山口の国清寺(現・洞春寺)から移築

三井寺05

三井寺07

三井寺08
三重塔

室町時代初期の建築で、大和・比蘇寺(現・世尊寺)にあった東塔を豊臣秀吉が伏見城に移築し、慶長6年(1601年)に徳川家康が当寺に寄進した。

三井寺09

三井寺11
奥は勧学院




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