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04
2022

流浪の月

CATEGORY映画―邦画







流浪の月
雨の公園で、10歳の少女・家内更紗がびしょ濡れになっているのを目にした19歳の大学生・佐伯文。
更紗に傘を差し出した文は、引き取られている伯母の家に帰りたくないという彼女の気持ちを知り、自分の部屋に入れる。
そのまま更紗は文のもとで2か月を過ごし、そのことで文は誘拐犯として逮捕されてしまう。
被害女児、加害者という烙印を押された更紗と文は、15年後に思わぬ再会を果たす。


文がいたから救われ、生きられた更紗。
罪を犯す結果になったけれど、更紗を救った事実に後悔はない文。

その再会は必然だったろうし、結果的に残酷な展開になったけれど、2人にとっては救済で光は射したと思う。
この先、何があってもこの関係に破綻はないでしょ。

本読みヘビーユーザーが絶賛な原作をよくぞここまで見事にシェイブしたと思います。
観客を信じた故の行間に込めた想いですよね。



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