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16
2021

ラストナイト・イン・ソーホー

CATEGORY映画-欧州







ラストナイト
ファッションデザイナー志望のエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学するが、寮生活に向かず一人暮らしをすることに。
新しいアパートで暮らし始めた彼女は、1960年代のソーホーにいる夢を見る。
エロイーズは夢の中で、歌手を夢見るサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と出会い、肉体的にも感覚的にも彼女と次第にシンクロしていく。



元々"見えちゃう"体質のエロイーズの見た夢は1960年代の華やかで猥雑な街ソーホー。
夢に出てきたサンディにインスパイアされたエロイーズのデザインは異彩を放っていた。
次第にシンクロし出した二人だが、サンディの境遇と苦悩にエロイーズも憔悴していく。
やがてサンディが殺害されてしまう。



情報ゼロで鑑賞したらこれが苦手なホラー系。
正直、「乗れないかも」と思ったのは最初だけで、忽ち物語に引き込まれてしまった。
そのプロットはもとよりファッション、音楽含めた演出が素晴らしすぎ。
そしてメインキャスト2人のキャラ立ちに魅了されまくってしまった。
憔悴したエロイーズの扱い方とか、フラッシュバックさせてしまう部分とか難点があるのも事実。
「ソーホーは人生の一部」と言ったエドガー・ライトは、その辺は承知して制作したのでしょうね。


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