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2021
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シュシュシュの娘
CATEGORY映画―邦画

市役所に勤める25歳の鴉丸未宇(福田沙紀)。祖父の吾郎(宇野祥平)の介護をしている独身の彼女は、日課である朝のダンスとちくわを詰めた弁当を楽しみにして暮らしていた。
ある日、同じ市役所に勤める先輩の間野幸次(井浦新)が理不尽な文書改ざんを命じられたことを苦にして、市役所の屋上から身を投げる。
職場で孤立していた自分に寄り添ってくれた彼の死を悲嘆する未宇に、吾郎は改ざんが指示されたデータを奪うよう告げる。
希薄な存在感を生かし、彼女はデータのありかを探っていく。
世相を反映した重いテーマで、結構シリアスなストーリーを、少しコミカルな展開で、何処か緩い空気感。
カット割りからカメラワーク、サウンドトラック含めて、不思議で絶妙過ぎるバランスで成り立っている物語は、ツボにハマって面白かった。
入江悠監督が10年振りに撮ったインディーズ作品なんだけれど、しり上がりに評価上がるんじゃないですか。
主役演じた福田沙紀、久々に観たけど本当に好かった。
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