探偵なふたり

プロファイリング同好会の会長という肩書を持ち、未解決殺人事件についてのサイト運営を行うデマン（クォン・サンウ）。
人並み外れた洞察力と推理力を誇りながら、漫画喫茶の店長として働き口うるさい妻を恐れる毎日を過ごしていた。
仕事を放り出しては警察署に出向き、捜査にあれこれと口を挟む彼はある日、彼の友人であった刑事が殺人容疑で逮捕されたのを知る。
すぐさま陰謀だと悟って、広域捜査隊から左遷された鬼刑事で仲の悪いテス（ソン・ドンイル）と調べを進めていくが……。
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膝の障害で警官採用試験に落ちたデマンは、未練たらたらで警察に出入りしている。
敏腕刑事として名を馳せたテスだが、左遷されて警察署のヒラ捜査員となり不本意な日々。
そんな二人の共通の人間　――　デマンの友人で、テスの部下　――　ジュンスが殺人事件の容疑者になってしまう。
ジュンスの冤罪を信じる二人は紆余曲折を経てタッグを組んで捜査する事になる。
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別の刑事を中心とする複雑な交換殺人が事件の真相で、物語としては結構ヤバめなサスペンス。
それがクォン・サンウと、ソン・ドンイルのコミカルで軽妙な演技によって、ちょっとカッコいい素敵なバディームービーになってた。
カッコよくハードボイルドにしないのは正解だったかも。
続編はもう一人加わって、やっぱり楽しく仕上がっていて、第３弾が待ち遠しい。