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2021
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ドライブ・マイ・カー
CATEGORY映画―邦画

脚本家である妻の音(霧島れいか)と幸せな日々を過ごしていた舞台俳優兼演出家の家福悠介(西島秀俊)だが、妻はある秘密を残したまま突然この世から消える。
2年後、悠介はある演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島に向かう。
口数の少ない専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と時間を共有するうちに悠介は、それまで目を向けようとしなかったあることに気づかされる。
3時間が長いと感じさせない素敵な緊張感を伴った会話劇だった。
その緊張感には喪失・嫉妬・諦念・後悔・懺悔等様々な感情が溢れて、最後に邂逅と共感が待っていた。
仕事でも家庭でも"演じていた""ふりをしていた"家福と、自制が出来ない高槻は或る意味コインの裏表。
その家福に、何時しか自分を見ていたのがみさきだったかと。
因みにみさきにとってのドライブも、或る意味会話なんじゃないかな。
短編「ドライブ・マイ・カー」をどうやって3時間の長編したかと思ってたら、短編集同収蔵されてる「シェエラザード」「木野」を入れての制作。
「シェエラザード」を導入したシーンが、何処かミステリーを伴って凄かった。
エンディングシーンを皆さん、どう解釈しましたか。
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