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24
2021

少年の君









少年の君
進学校に通う高校3年生の少女チェン・ニェンは、大学進学のための全国統一入学試験を控え重苦しい日々を過ごしていた。
ある日、一人の同級生が陰湿ないじめを苦に自殺し、彼女が新たないじめの標的となる。
いじめっ子たちの嫌がらせが激しくなっていく中、チェン・ニェンは下校途中に集団暴行を受けている少年・シャオベイと出会う。
共に孤独を抱えた彼らは次第に心を通わせていく。



2011年、統一大学入試まで60日となった進学校。
チェンとフーは給食当番で牛乳のケースを運んでいたが、突然フーが勝手に栓を開けて牛乳を飲み始め、チェンは戸惑ってしまう。
フーはその後、飛び降り自殺を遂げ、フーの遺体に上着を掛けたのはチェン。―― それは自然の行為だった。
ところがその行為をきっかけに、クラスのイジメグループのリーダー・ユアは新しいターゲットをチェンに切り替えた。

或る帰り道でチェンは一人の青年シャオペイのリンチ現場に遭遇し、シャオペイと無理矢理キスをさせられてしまう。
その直後シャオペイは反撃し、チェンは壊された携帯をシャオペイに修理をしてもらう事に。
フーの自殺調査に来た担当刑事に仔細を話したチェンだが、停学になったユア達から襲撃されてしまう。
その場を切り抜けたチェンはシャオペイにボディーガードを依頼する。承諾したシャオペイはチェンの後ろを影の様に歩くようになる。

ところが、或る事件でシャオペイが警察に拘束されていた夜、ユア達に襲われたチェンは、髪の毛を切られ、裸の動画まで撮られてしまう。
チェンの姿を見たシャオペイは、チェン共々坊主頭にする。

統一試験当日、ユアの遺体が発見された。



孤独を抱えていた。
拠り所が欲しかった。
誰かに必要とされたかった。
必然の出逢いは悲劇の始まりだったのか。

中国版「白夜行」として話題になった物語。
社会背景なんかを織り込んだ脚本と演出のクオリティの高さは納得で、監督が思い込みの強さは全面に出でいたと思います。
チェンとシャオペイ演じた二人も素晴らしかった。
ところがラストのプロパガンダ臭の強いメッセージが、その余韻を全て台無しにしてしまったのは間違いなくて、この辺はどうなのかなぁ。
デレク・ツァン監督も納得したのかな。
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