特別捜査 ある死刑囚の慟哭

暴力事件を起こして職を追われた元警察官のピルジェは、現在は犯罪者に弁護士を紹介する法曹ブローカーとして成功していた。
ある日、ピルジェは死刑囚のスンテから、自分は罪を犯していないという内容の手紙を受け取る。
スンテは、仁川に君臨する財閥企業の関係者が殺害された事件の犯人として服役していたが……。

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冤罪で死刑囚になったタクシー運転手スンテは、ある新聞記事から法曹ブローカー・ビルジェに宛てて手紙を送った。
　――　前科者の父親を持ちながら模範警官となったビルジェならば自分を救ってくれると信じて。
ところが当のビルジェは暴力事件で免職、やり手の悪徳法曹ブローカーとして業界内で有名になっていた。
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ビルジェが対峙するのは街を牛耳る大手メーカーの女帝。
彼女にとって"家"が全てで、"家"守るためなら手段を選ばず、汚れ仕事は全て子飼いの"プロ"に任せていたし、警察司法にも影が及んでいた。
事件を隠蔽しようとエスカレートする女帝の指示を受けた"プロ"と、一度は怯んだものの立ち向かう事になったビルジェ達の攻防。
これが中々面白かったし、キャストが適材適所過ぎた。
殺人含めエグいシーンも多いけれど、コミカルなシーンもそれなりに有って、タイトルは無茶だなぁと思ったら、
邦題　「特別捜査　ある死刑囚の慟哭」　
原題　「特別捜査　ある死刑囚の手紙」
邦題は少しミスマッチな気がする。