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2021
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ここは退屈迎えに来て
CATEGORY映画―邦画

27歳の“私”(橋本愛)は、10年ぶりに東京から故郷に戻ってきた。
実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌の記事を書いて生計を立てるが、親にはフリーターのようにしか思ってもらえない。
ある日、再会した高校時代の友人と、サッカー部のエースで憧れの存在だった椎名くん(成田凌)の話題になり、彼に会いに行くことになる。
一方、東京に畏怖を抱くあまりに地元から出られずにいる椎名の元恋人の“あたし”(門脇麦)は、彼と過ごした青春時代の思い出が脳裏に焼き付いていて......。
何者にもなれず帰郷してフリーライターとして働く“私”
元カレを引きずって、セフレ以下の男の相手する“あたし”
二人共通の男、"椎名くん"も夢破れて地元に戻ってきていた。
そんな"椎名くん"に特別な感情を抱いているのが"新保くん"
"新保くん"が言う ―― 「あいつ、神様に甘やかされてきたから」。
彼以外の誰もが高校時代のキラキラしている"椎名くん"しか知らない。
"椎名くん"に逢って、青春と決別できるのか、もっとモヤモヤするのか・・・・・
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“私”の親友で憧れていた"椎名くん"に会いに行くサツキ。
高校時代、援助交際(?)していた地味目な女の子。
上京してアイドルになったけれど戻ってきた子。
その子を羨望していた友達の子。
登場人物が緩く繋がってる青春群像ドラマは、観ている誰もが、そこに高校時代の自分を見つけていたと思う。
誰もが抱えている、引きずっているモヤモヤがそこにあったでしょう。
“私”と、サツキは青春から卒業できたと思う。
“あたし”はこれから衝撃を受けると思う。
"新保くん"は一生引き摺っていきそうだな。
最終的に"椎名くん"と結婚した子の大逆転の流れが一番凄いし、演じていた岸井ゆきのの表情の機微は特筆レベルでした。
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