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06
2021

アジアの天使

CATEGORY映画―邦画








アジアの天使
妻に先立たれ、男手ひとつで一人息子の学を育てている青木剛(池松壮亮)は、疎遠だった兄(オダギリジョー)が暮らすソウルに移る。
韓国で仕事があると聞かされていたものの、実際には兄は経済的に困窮しており、剛は怪しい化粧品の輸入販売を手伝うことに。
一方、そのソウルでタレントとして活動するチェ・ソル(チェ・ヒソ)は、所属事務所の社長と関係を持ちながら自身をとりまく環境や兄妹との関係に悩みを抱えていた。


シングルファーザーの青木剛が息子・学を連れてやって来たソウル。―― 疎遠だった兄からの誘いを受け、全てを整理して覚悟での渡韓だった。
しかし再会した兄は困窮を極め、剛も違法な商売を手伝う羽目になるが、間もなくビジネスパートナーの夜逃げで破綻する。

ショッピングモールで歌うチェ・ソル ―― 売れたのは過去の事で、今は事務所社長の愛人。
彼女の収入で兄妹を養っているが、その関係性で苦しんでいた。

同じ列車に乗り合わせた彼等は、ひょんな事から行動を共にすることになった。



日本と韓国、国は違えども置かれた状況 ―― どちらの家族もポンコツで人生どん詰まり。
何かが足りなくて苦しんでる。 ―― 何かが?
何時だって再生&リスタートのキッカケは些細な事なんだけれど、見つからずもがいて自縄自縛が圧倒的。
"それ"を見つけた珍道中なんだけれど、見つけるためのツール ―― それはきっと優しさで、更に素直に言う気持ちなんだと思う。
鑑賞後、何だか不思議な幸福感と云うか、至福な安堵感に包まれたのは、そう云う処を丁寧に真摯に描いていたから。
チョット素敵なロードムービーでした。

キャストが皆素晴らしかったけれど、「茜色に焼かれる」「名も無い日」で悲惨すぎる役柄だったオダギリジョーが、今回は"安心安定でダメなお兄さん"役が見事にハマってた(誉めてます)。





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