２１BRIDGES

マンハッタン島で、8人の警察官が殺害される事件が発生する。
かつて警察官だった父親を殺害されたデイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、全面封鎖されたマンハッタンで調べを進めていくうちに、思いがけない事件の真実にぶち当たる。
窮地に立たされた彼は、たった1人で事件の背後に隠されたニューヨークの闇と向き合うことになる。

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ブルックリンでコカイン強奪に加え警官８人が殺害される事件が発生した。
担当することになった刑事デイビスは犯人の向かった先をマンハッタン島と断定し、地下鉄トンネルを含め島を繋ぐ２１の橋の完全封鎖を提案する。
FBI、市長の了解も得て翌朝５時までの期限付き封鎖となって、デイビスは麻薬捜査班デービスとチームを組んで捜査を開始した。
その一方、犯人のマイケルとレイはコカインに換金に奔走するが、マイケルは強奪したコカイン量に不審を感じていた。
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捜査の結果、警察の闇にたどり着いてしまうストーリーは割とベタ。
それなのに魅了されたのは、脚本と演出の精度　――　人物造景に描写、銃撃戦、カーチェイス等、全てが精巧で濃密だったから。
更に中弛みが一切ないテンポの良さに冒頭から引きずり込まれてしまった。
こういう作品は本当にスクリーンで観るのが一番ですよ。