不夜城の男

数々の飲食店を立て直し、水商売の世界でも成功を収めたチャヌ(パク・ヘス)は、新しいクラブの開店に向けて準備を進めていた。
ある日、チャヌの店の一つで有名なラッパーが麻薬を使い暴れたことから、彼は知り合いのパク刑事に情報を提供する。
パク刑事はラッパーから麻薬の出どころの情報を得て、捜査を進めようとする。

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チャヌは中学中退から叩き上げの努力で成り上がってきた。
江南で念願のクラブを開店したが、その店で有名ラッパーが薬物を使って暴れた件を旧知の刑事パクに通報した。
パクはラッパーの人脈に或る政界関係者の子弟の名前を見つけるが、その情報は検察関係者の知るところとなる。
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スキャンダルを立件したい刑事と、もみ潰して政権に参加したい検事と、利権が欲しいテレビ局オーナー。
自分の店を守りたい水商売の男と、復讐したいプロデューサーの女。
そのプロットは悪くないけれど、人間関係と背景を整理するのに難儀した挙句、ご都合が過ぎる雑な脚本は本当に酷かった。
それでも割と面白く感じられたのは、パク・ヘス演じる一本気な主人公と悪役面々のキャラ立ちのお陰。
何か勿体ない作品。