ブラザーフッド

ジンテ(チャン・ドンゴン)にとって婚約者と弟のために働く日々は貧しいが幸福だった。
だが、朝鮮戦争が勃発し兄弟は強制徴用される。ジンテは弟を除隊させるため軍隊で英雄になることを決意し、危険な任務を遂行し続けるが……。

トラブルで軍隊に組み込まれた兄弟。
兄ジンテは決意する　――　功績を挙げて勲章と引き換えに弟ジンソクを除隊させようと。
遮二無二に闘うジンテの心境を理解出来ないジンソク。――　何時しか兄弟の心は離れ離れに。
撤退戦で立ち寄った故郷だったが、ジンテの婚約者ヨンシンが赤狩りで射殺、更にジンソクも拘束されてしまう。
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最前線での戦闘の前に良心は無力。
戦友の死、夥しい死体を前に精神は麻痺。
愛する人を失って兄は壊れた。

兄を想いを知ったジンソクの戦後の人生だって過酷なものでしょう。
フライヤーの文句ではないけれど、最後は心が震えてしまった。
余りにも残酷で非情な物語は、これ以降の朝鮮戦争関連映画のスタンダードになった気がします。