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03
2021

スノーピアサー (再鑑賞)

CATEGORY映画-韓国







スノーピアサー
地球温暖化を防ぐべく世界中で散布された薬品CW-7により、氷河期が引き起こされてしまった2031年の地球。
生き残ったわずかな人類は1台の列車に乗り込み、深い雪に覆われた極寒の大地を行くあてもなく移動していた。
車両前方で一部の富裕層が環境変化以前と変わらぬ優雅な暮らしを送る一方、後方に押し込められて奴隷のような扱いを受ける人々の怒りは爆発寸前に。そんな中、カーティス(クリス・エヴァンス)という男が立ち上がり、仲間と共に富裕層から列車を奪おうと反乱を起こす。


永久機関で走る100両越えの列車スノーピアサ-が稼働して17年。
ヒエラルキーまんまの乗客で後尾に押しやられた下層民達の革命物語。
精神的リーダーを始め、仲間の犠牲の末に実行部隊リーダー・カーティスがたどり着いた最前車両。
全てを統べるウィルフォードが語る真実にカーティスは狼狽えるしかない。

列車は社会構造そのもの ―― どこを切り捨てても社会は成立しない。
列車は社会構造そのもの ―― けれども“平等”は存在しない。
列車は社会構造そのもの ―― 指導者に大切なのは“今”であって、後世に興味はない。

自由よりも甘い服従 ―― 下層民に寄り添う呈をしながら体制側の意を汲む指導者。
自由よりも甘い服従 ―― 隷属が生き残る術ならば記憶のすり替え、思考のダブルスタンダードを厭わない。

もしかするとコロナ騒動に一番ふさわしい映画かもしれない。

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2 Comments

K2  

Re: タイトルなし

絶対"ハリウッド"に遠慮してたと思います。
これ韓国で制作していたら、相当にえげつない作品にしたと確信してますもん。

2021/02/03 (Wed) 22:41 | EDIT | REPLY |   

アト  

ポン・ジュノ+SFということで、グエムルのポン・ジュノ+怪獣的なハイブリッドでダイナミックな楽しさも期待したわけですが、どちらかというと予定調和というか、「アメリカ映画」「SF」等の枠組みに『ポン・ジュノ』がきっちり収まった感じで僕は今いちでした。名刺以上のものではないというか。まあこうなるか、という。
やはり圧倒的に「質感」の人なので、ホームを離れると魅力の薄れるところがあるというか、少なくとも今回はまだ『アメリカ』に遠慮気味かなという。逆に韓国人俳優要素が雑音に思えたりもしましたし。より素直にSFが見たくなったというか。
それでも多分、あちらの人にはインパクトがあったりエキゾチックだったりするんでしょうけどね。
『パラサイト』後の再挑戦に期待したいところです。笑

2021/02/03 (Wed) 18:05 | EDIT | REPLY |   

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