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08
2020

新喜劇王








新喜劇王
映画女優を夢見るモン(エ・ジンウェン)に回ってくる仕事は、顔も映らない端役や死体の役ばかり。
ある日、役作りのプチ整形顔がスタッフに注目され、かつてのスター俳優マー(ワン・バオチャン)の主演作に出演することになり、モンは今の状況から脱しようと意気込んでいた。しかしマーは、演技は下手で性格は悪い最低な人間だった。


いつまでたってもエキストラなモンは、微かな可能性に欠けてプチ整形してもスタント代役で、ルームシェアしている友人がスカウトされる始末。
かつてのスター俳優・マーは久々の主演で気合が入っていたが、我儘ばかりでスタッフで困らせていた。
そこで監督が一計を案じて撮影したのだが、そこで事件が起こってしまった。



夢を諦めきれないモンはちょっと鈍感でお人よし。
 ―― 婚約者の空っぽな励ましで元気になり、プチ整形してみたものの違う方向に行った挙句、美人の親友がスカウトされてスター街道へ。全く良い事がない。

かつての大スター・マー。
 ―― 現状は自分自身が一番解ってる。だけどもプライドは変えられず、不遜な態度が周囲との軋轢を生んでいた。

そんな二人の成功と復活の大逆転物語は、凄くベタなストーリーなのに兎に角楽しかったし、泣かされてしまった。
笑って泣いて、胸が熱くなって、やっぱりチャウシンチーの映画は面白い。


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