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03
2020

2020 夏の北関東歴史旅 25.古河城









古河城
[古河城]
茨城県古河市 


治承4年(1180年) 源頼朝に従った下河辺行平が立崎に城館を築いたのが始まり。
享徳4年(1455年) 今川範忠に鎌倉を占拠されると五代鎌倉公方足利成氏は古河に本拠を移し古河公方が成立。
              室町幕府は関東管領上杉氏を支持し、新たな鎌倉公方として足利政知(堀越公方)が東下する。
              ここから戦国時代終盤まで、古河城は歴史の中心になった。
天正18年(1590年) 後北条氏滅亡後、関東に入った家康は小笠原秀政を古河に入れ、ここで近代城郭に大改修。
慶長6年(1601年) 小笠原秀政 3万石 → 信濃飯田5万石
慶長7年(1602年) 松平康長 上野白井2万石 → 2万石
慶長17年(1612年)  松平康長          → 常陸笠間2万石
慶長17年(1612年)  小笠原信之 武蔵本庄1万石 → 2万石
元和5年(1619年)   小笠原政信            → 下総関宿2万石
元和5年(1619年)   奥平忠昌 下野宇都宮10万石 → 11万石
元和8年(1622年)   奥平忠昌 11万石 → 下野宇都宮11万石
元和8年(1622年)   永井直勝 常陸国笠間5万2千石 → 7万2千石
寛永10年(1633年)  永井尚政                → 山城淀 10万石
寛永10年(1633年)  土井利勝 下総佐倉14万2千石 → 16万2千石
延宝9年(1681年)    土井利益               → 志摩鳥羽7万石
延宝9年(1681年)   堀田正俊 上野国安中4万石 → 13万石
貞享2年(1685年)   堀田正仲             → 出羽山形10万石
貞享2年(1685年)   松平信之 大和郡山8万石 → 9万石
元禄6年(1693年)   松平忠之 改易
元禄6年(1693年)   松平信輝 武蔵川越7万石 → 7万石
正徳2年(1712年)   松平信祝            → 三河吉田7万石
正徳2年(1712年)   本多忠良 三河刈谷5万石 → 5万石
宝暦9年(1759年)   本多忠敝            → 石見浜田5万石
宝暦9年(1759年)   松平康福 石見浜田5万石 → 5万石
宝暦12年(1762年)  松平康福            → 三河岡崎5万石
宝暦12年(1762年)  土井利里 肥前唐津7万石 → 7万石
以降 7代で幕末へ。

遺構は皆無に等しく写真右が諏訪曲輪の土塁跡とされる。
諏訪曲輪跡に起つ歴史博物館はまぁまぁ面白かった。
復元された古河城と城下町ジオラマくらい写真撮影OKにして欲しかったな。

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