fc2ブログ
21
2020

2020 夏の北関東歴史旅 20.西明寺+西明寺城








西明寺城01
[西明寺]
真言宗豊山派の寺院で山号は独鈷山、院号は善門院。
天平9年(737) 行基菩薩の草創。
          紀有麻呂によって建立される。

西明寺城02

西明寺城03
[西明寺城]
栃木県芳賀郡益子町 (標高302メートル / 比高200メートル)

京都から移住してきた紀氏(後の益子氏)が本拠を構え、康平年間(1058~65年)紀権守正隆によって築城されたとされる。
南北朝時代、西明寺城は南朝方の関東六城(常陸国関城・常陸国真壁城・常陸国大宝城・常陸国伊佐城・常陸国中郡城・下野国西明寺城)の一つに数えられた。

戦国時代に入ると、益子氏は一族内で内紛を繰り返し、主家の宇都宮氏からの離反と帰順を繰り返していた。
天正17年(1589年)業を煮やした宇都宮国綱は芳賀高継・玉生高宗と共に大規模な益子氏討伐を実行し、当主家宗を誅殺し、益子氏の領地を没収した。
慶長2年(1597年) 宇都宮氏改易に伴い西明寺城も廃城。

西明寺裏の遊歩道を10分程上ると曲輪跡にたどりつく。
ここから登る道が解らず、西明寺へ引き返し、車で上ったところ山頂付近に碑・案内板を発見。
しかし道が薮で覆われすぎていて断念。

関連記事
スポンサーサイト



0 Comments

Leave a comment