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27
2011

スタイリッシュな18禁で熱帯夜に官能の世界 「恋するおもちゃ」読本84

CATEGORY書籍





濡れる

文学で濡れてみませんか。

読んだ本3
■「恋するおもちゃ」サタミシュウ★★★★☆
《BOOKデータベースから》
わたしは誰からもちやほやされ、それを知っていながら気づいていないように振る舞う嫌な女でした。
でも、ご主人様はわたしの虚栄を見抜かれました。
「おまえをおもちゃのように扱う」どうしてこんなに乱暴に扱われて、わたしの体は喜んでいるんだろう?
快感と恐怖に包まれて、わたしはここまでいやらしくなれるんだ…。

『私の奴隷になりなさい』シリーズで官能小説の可能性を大きく広げたサタミシュウが描くエロスと愛の真実。

人気シリーズの5作目。
こっちの記事に絡んで→「ふがいない僕は空をみた」
これのコスプレセックスシーンにそそられず、生理的反応が全くなくて、
それじゃ、どんな作品ならくるかという事で、この作品。

1.2作から下降線(個人的に)辿ってましたが、この作品で復活。

この作品はあくまでも♂>♀ね。
よく、ちょっとした拘束プレーとか、行為の撮影、所謂〇〇撮り(笑)なんかは、信頼関係の確認作業の一つとか云います。
信頼関係を得る手段として、主従関係を確立させるプレーとして、
痛みが伴っても、衝動性はなく、
互いに動機が存在して理解して、する側に秩序があれば、次第にエスカレートしても調教として成立するんですかね。

で、感じたのは
・変にノーマルという価値観に縛られてると、いつか壊れる。
・SMのS サドと言う他にサービスの意
・服従によって得られる魂の解放
・どこが覚醒のタイミングかな。
・自由よりも甘い服従って、お金だけじゃないですね(笑)。
・可愛いと呼ばれる為、いい女になる過程として調教されるのはいいかも。
・調教=育てた挙句、いずれは、あるいは突然に卒業する訳だから、男性も大人でないと。


そんな感じ。読後の悶々感は半端ないです。
昔からのこのジャンル特有の言葉なんて、全く出てきません。

このシリーズで、スタイリッシュなSM小説というジャンルが確立しました。
一般文庫の棚で、このジャケットが平積み。
一番端にひっそりフランス文庫とはちょっと違う(笑)。
女性読者が非常に多いのが頷ける作品です。
熱帯夜に文学で濡れる、パートナーを濡らすのもいいかも。


恋するおもちゃ (角川文庫)恋するおもちゃ (角川文庫)
(2011/05/25)
サタミシュウ
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はやくいって (角川文庫)はやくいって (角川文庫)

(2009/02/25)
サタミシュウ

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おまえ次第 (角川文庫)おまえ次第 (角川文庫)
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