09
2020
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セディック・バレ 第一部/太陽旗 第二部/虹の橋
CATEGORY映画―アジア

昔から台湾の山岳地帯で生活している狩猟民族、セデック族。
日本の統治下でセデック族の人々は野蛮人とさげすまれる一方、日本人化を推し進める教育などを受けることを余儀なくされた。
統治開始から35年がたったある日、日本人警察官とセデック族が衝突したことをきっかけに、ついにセデック族は戦うことを決意。
セデック族の頭目、モーナ(リン・チンタイ)を中心に、日本人を襲撃するが……。
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台湾の山岳地帯。セデック族の襲撃により、日本人は女子どもの区別なく命を落とした。
この事件に対し日本軍が報復を始めるも、険しい山中での戦いに悪戦苦闘する。
一方、セデック族の女性たちは食料が不足することを案じ、集団自決するという結論に達する。
やがて、武力に勝る日本軍を前にセデック族の戦士たちは後退。それでも、民族の誇りのために戦いに身を投じていく。
1930年 セディック族による抗日運動・霧社事件の映像化。
併合~同化政策により文化を否定され奪われ、過酷な労働に服従した彼等の鬱屈は或る事で暴発。
日本人学校運動会を襲撃、容赦ない殺戮で命を落とした日本人は143人に上った。
その後、日本は陸軍を投入するものの山岳ゲリラ戦を展開するセディック族に難儀する事になる。
別の部族を懐柔して日本軍に編入した挙句、毒ガス兵器まで投入した(事実)。
やがて追い詰められたセディック族は自決を選択した。
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セディック・バレとは勇敢と認められた男の事。
セディック・バレのみが死後の世界で虹の橋を渡ると云う神話。
自身のアイデンティティー≒誇りを踏みにじられた。
人間としての尊厳を足蹴にされた。
死よりも矜持を失う恐怖 ―― 蜂起は必然の行為。
全てが終わった後、総司令官鎌田弥彦陸軍少将は言った ―― 「彼等の方が武士ではないか」
内容が衝撃過ぎて夜眠れなかった。
やるせない感情で高ぶりが押さえられなかった。
日本による台湾統治は植民地経営の成功例とか言ってた学者がいたけれど、こういう黒歴史知ってたかな。
中国によるウイグル自治区経営の事、批判できないでしょ。
一部二部で4時間半超えるけれど見応え120%保証
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