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29
2020

恐怖分子








恐怖分子
銃声が響き渡る朝。警察の手入れから逃げ出した混血の少女シューアン。その姿を偶然カメラでとらえたシャオチェン。上司の突然の死に出世のチャンスを見出す医師リーチョンと、執筆に行き詰まる小説家の妻イーフェン。何の接点もなかった彼らだが、シューアンがかけた一本のいたずら電話が奇妙な連鎖反応をもたらし、やがて悪夢のような悲劇が起こる…。


警察の捜査から逃れた不良少女シューアンは足を挫き、逃走の途中で倒れてしまう。
その一部始終をカメラで押さえていた青年シャオチェン。

上司が突然死した事で出世が見えてきた医師リーチョン。
リーチョンの妻で小説家イーフェンは執筆に行き詰り、元カレの編集者と不倫に走っていた。

或る日、シューアンが気まぐれに掛けた悪戯電話を受け取ったのがイーフェン。
電話に従って訪れたアパートメントにシャオチェンが部屋を借りていた。



登場人物の断片が全てオープニングで描かれた物語。
登場人物の誰もが孤独。
内面の苦悩を共有してくれる、理解してくれる相手が存在していない。
それ故に偶然の一瞬によって、繋がり、連鎖していく。
エンディングの悲劇は悲劇だけども、残された人物はまた孤独でいきていくんでしょうか。
変幻自在ながら精緻に構成されたストーリー展開が兎に角見事だった。
1986年にエドワード・ヤンが監督した群像劇の傑作ですが、影響された作品多いですね。
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