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11
2020

嵐電

CATEGORY映画―邦画







嵐電
鎌倉から京都を訪れたノンフィクション作家の平岡衛星(井浦新)は、嵐電こと京福電気鉄道嵐山線の線路そばに部屋を借り、嵐電にまつわる不思議な話を聞いて回る。
彼と妻の斗麻子(安部聡子)はその取材を通して、過去に嵐電が走る街で体験した出来事に再び遭遇したいと考えていた。
一方、嵐電の駅では、修学旅行中の女子学生・北門南天(窪瀬環)と地元の少年・子午線(石田健太)が出会う。
さらに太秦撮影所付近のカフェで働く小倉嘉子(大西礼芳)は、俳優の吉田譜雨(金井浩人)に京都弁を教えることになる。


作家の平岡は嵐電(京福電気鉄道嵐山線)にまつわる不思議な話を取材する為に部屋を借りた。
実は妻と嵐電で昔遭遇した出来事にまた遭遇したいと考えていた。

カフェで働く嘉子は、東京から来た俳優の吉田に京都弁を指導した翌日、デートする事になる。

修学旅行で嵐山にやってきたカメラ少女の南天は、8ミリで嵐電を撮りまくる地元の高校生・子午線に出逢い気になってしょうがない。



嵐電に現れる、擬人化した狐と狸のファンタジーシーンがスパイスとなった、3つのラブストーリーが並行して描かれたオムニバスに近い群像ドラマ。
まとまりは悪いけれど、嵐電とその周辺のノスタルジ―とか、抒情性が相まって不思議と心地良い空気感を纏った物語。
これは劇場で観たかったなぁ。

  


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