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02
2020

ザ・ネゴシエーション

CATEGORY映画-韓国








ザ・ネゴシエーション
ソウル市警危機交渉班警部補のハ・チェユン(ソン・イェジン)は、犯人との交渉中に人質と犯人を死なせてしまう。
10日後、彼女が責任を取って辞めようとしていた矢先にバンコクから応援要請が飛び込んでくる。
犯人のミン・テグ(ヒョンビン)が、危機交渉班チーム長と韓国人記者を人質にして、ハ・チェユンを交渉の相手に指名したというのだ。



人質事件の交渉中に犯人と人質を死なせてしまったソウル市警危機交渉班警部補のハ・チェユン。
後日、責任を取って辞表を出したものの上司に保留されてしまう。

そんな矢先、タイ・バンコクで韓国人記者が人質となる事件が発生し、犯人グループリーダーのミン・テグはハ・チェユンを交渉相手に指名してきた。
「何故、私が・・・」訝るハ・チェユンがモニターで見たのは、もう一人の人質 ―― 海外出張中の上司。

タイと韓国、モニター越しの交渉。
ミン・テグの背後には二人の人質。
対するハ・チェユンのバックヤードには政府高官が控えていた・

交渉開始間もなくして、ハ・チェユンはこれがただの人質交渉では無いと気がつく ―― ミン・テグの要求の裏は何?
何かしら国家レベル事件と10日前に自分が関わった人質事件 ―― 何が、誰が、どう繋がっている?



これは面白かった。
交渉が途切れると次の対話までにリサーチと対策の立案が行われる訳だけど、ハ・チェユンにしてみれば歯切れの悪い身内(政府)が何か隠してる。
或る意味で二つの交渉を抱える事になった設定にも拘わらず、良い意味で解り易かった(多分にご都合主義はあるけどね)のはキャラ設定。
色々隠してる関係者が如何にも悪そう面々だし、犯人役のヒョンビンの高潔が際立っていた。
プロットに加えて、スピーディーな展開とスタイリッシュな演出も心地よく観入ってしまった。
これも週末お薦めです。


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