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2019
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わたしは光をにぎっている
CATEGORY映画―邦画

両親が他界し、長野県・野尻湖のほとりにある民宿を祖母と切り盛りしてきた20歳の宮川澪(松本穂香)は、祖母が入院して民宿を閉めることを余儀なくされる。
亡き父の親友・京介を頼って上京した澪は、彼が営む銭湯に居候しながら職を探すが、都会になじむことができない。
銭湯を手伝ううちに、映画監督を目指す銀次や会社員の美琴といった常連客と触れ合うようになるが、ある日、区画整理で銭湯が閉店することを知る。
祖母の入院を機に家業の民宿を畳んだ澪は上京して職探しすることになる。
東京・立石で銭湯を営む京介は亡父の親友で、仕事が落ち着くまで居候する事になるのだが肝心の仕事が長続きしなかった。
祖母に電話で諭された澪は、銭湯を手伝う内に変わっていく自分自身に気がついていた。
そんな折、再開発で銭湯が無くなる事を知らされる。
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変わりゆく下町と、変わっていく人間模様。
その中で自分の居場所は自分で作る。
そんな処が物語の軸なのはわかるし素敵な物語に出逢ったと思う。
ただし、ウォーミングアップが長すぎと感じてしまった脚本と演出が微妙。
特に"引き絵"を多用したカメラワークがむしろ大切な空気感を今一つ伝わらないものにしてしまったと。
スクリーンから真面目さ、誠実さみたいなものを感じただけにちょっともったいない。
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