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08
2019

JOKER ジョーカー

CATEGORY映画-米







ジョーカー
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。
ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。
そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。



"自分は悪くない不幸感"満載なアーサーが最終的に追い詰められた挙句、悟って自己実現するための手段が社会的には最悪の展開を招いた。

"ひょっとすると自分もああなってしまうかも知れない"と、社会に牙を剥いたく狂者に共感するのか、

"何でもかんでも社会のせいにして、まだ要求するのか"と、社会に依存する強欲者に眉をひそめるのか、

大ヒットの要因は前者、共感まで行かなくとも、僅かでもシンパシーを感じた観客は多いと思う。

ヒース・レジャー版ジョーカーは後者的なノリだったかな。



終始息苦しく続編を窺わせる余白を残した物語。

「バッドマンビギンズ」がセレブヒーロー成長物語とするならば、「JOKER」もまた貧者のヒーロー誕生物語。



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