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10
2019

凪待ち

CATEGORY映画―邦画







凪待ち

木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。
ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。
亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。その夜、亜弓が殺される。



川崎で内縁の妻亜弓と、その娘の美波と暮らす郁男。
ギャンブル依存症だが亜弓の故郷石巻への転居を機にギャンブルを止める決意をしていた。

石巻では漁師で末期癌の父勝美と同居する事になる。
何かにつけて面倒を見てくれる隣人で気さくな小野寺が就職先を見つけてくれた。
その就職先の印刷会社で同僚に誘われノミ屋を訪れた郁男はまたしても競輪にのめりこんでしまう。

ある夜、亜弓と口論した挙句に飛び出した美波が夜遅くなっても帰ってこない。
探しに出た亜弓と郁男は車内で口論になり、郁男は亜弓を車から降ろしてしまう。
美波は見つけたものの亜弓が殺されてしまう。
自責の念に駆られた郁男はギャンブルにのめりこみ借金まで抱え、次第に壊れていく



"業"―― 堕落の度に誰かに救われて立ち直り、何をやっても裏目に出て自己嫌悪に陥り、今度こそは思いながらも過ちを繰り返す。
その"業"が絡んだ破壊と再生、気持ちを素直に言葉に出来ない不器用な生き方しかできない郁男の葛藤、心の咆哮がやるせない,実に切なかった。
最後の最後に安寧が訪れたかどうかの判断は観客に投げられた。

郁男を演じた香取慎吾の容貌と佇まいが役に実にハマってたし、メインキャストも完璧だった。
更に脇を固める宮崎吐夢、黒田大輔の演技が素晴らしすぎ。


舞台となった石巻と郁男 ―― 町と男の再生がシンクロする物語というのは狙った設定?

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