18
2019
0
我々はなぜ我々だけなのか
CATEGORY書籍

(「BOOK」データベースより)
教科書に載っているジャワ原人や北京原人だけではない。
我々ホモ・サピエンスの出現前、アジアには実に多様な「人類」がいたことがわかってきた。
そして「彼ら」は、我々の祖先と共存する「隣人」だったかもしれない!ならば、なぜ今、我々は我々だけなのだろうか?
アジア人類進化学の第一人者に導かれ、「我々とは何か」を問いつづけた著者が最後に出会った衝撃の仮説とは?
知的興奮に満ちた、我々のための新しい人類学!
以前、現代人のDNAに旧人のDNAが数パーセント含まれてる旨の記事を目にして、頭の片隅に留めていたところ、朝日新聞の書評で本作取り上げられていたので速攻購読。
北京原人、ジャワ原人、フローレス原人、澎湖人・・・・遥か太古、アジアには多種多様な"人類"が共存していた。
それだけでも驚異なのに、淘汰の末に現代人の祖先だけが生き残った。
何故に?
自然の摂理? ジェノサイドはあったの?
最前線の研究者と研究を、科学ジャーナリストが懇切丁寧に解り易く解説していて、高揚感を抑えつつほぼ一気読み。
タイトルが「我々はなぜ我々だけなのか」で、最終章では或るスリリングな可能性について語ってる。
読み終えた直後にこのニュース。
大胆な仮説がこの先、ひょっとすると・・・・大人の好奇心を揺さぶるサイエンスレポート。
- 関連記事
-
-
2019 4月読本 2019/12/10
-
2019 3月読本 2019/12/08
-
2019 2月読本 2019/12/07
-
2019 1月読本 2019/12/05
-
中国史 2019/06/04
-
西方冗土 2019/04/22
-
キングダム 2019/04/19
-
我々はなぜ我々だけなのか 2019/04/18
-
BOOKS & CAFE NABO 2019/02/05
-
芸人迷子 2019/01/31
-
隠蔽人類 2019/01/30
-
パンティストッキングのような空の下 2019/01/29
-
あんたさぁ、 2019/01/28
-
ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス 2019/01/27
-
蛍・納屋を焼く・その他の短編 2019/01/26
-
スポンサーサイト