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09
2019

ブラック・クランズマン

CATEGORY映画-米







ブラッククランズマン
アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捜査のために電話で白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に応募する。
黒人であることを隠して差別発言をまくし立てた彼は、入会のための面接に進み、彼の代わりに白人の同僚刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライヴァー)が面接に向かう。



黒人差別が横行する1979年の コロラド州スプリンクス。
黒人青年ロンが刑事として採用された。
彼は初めての黒人警官で周囲からの視線も厳しかった。最初に配属されたのは資料室、続いて麻薬課。
そして次の配属先情報部で暇つぶしに見た新聞にKKKの募集記事 ―― ロンは冗談半分に電話をするが、相手は完全に信じてしまい支部の人間と会うことになる。
黒人のロンが行ける訳ではないので、ロンの身代わりとして白人刑事フリップが潜入することになる。
フリップの潜入捜査が始まるが支部員フェリックスは常にフリップを疑っていた。
そんな中、ロンは会員証を手にすべく、再度KKKに電話をすると対応したのは最高幹部のデューク。
デュークは新たにKKKに入団を認められた人たちに会いに来るという。
そんな折、フェリックスら一部の会員は独自にプラスチック爆弾を入手し、黒人集会と殺害計画を進めていた。



コミカルでシニカルなエンタ作品の呈を成しているけれど、とんでもない社会派作品。
フッっと苦笑の直後に、ゾワッとさせられるシーンの繰り返し。
ラスト数分後に流れる問題映像に戦慄するんだけれど、鑑賞後作品を振り返って一番恐ろしいと感じたのはKKK団員の"無邪気"さ。 
何とも言えない違和感を感じた作品の元は実話を基にしたノンフィクション小説。
これをスパイク・リーが映像化。


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