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15
2019

半世界

CATEGORY映画―邦画







半世界
山中にある炭焼き窯で備長炭を製炭する炭焼き職人の紘(稲垣吾郎)は、帰郷してきた中学時代からの友人である元自衛官の瑛介(長谷川博己)と再会する。
彼の一言を契機に、紘は父親から何となく継いで炭焼きの仕事をこなし、仕事を理由にして家庭のことを妻・初乃(池脇千鶴)に任せていたことに気付く。
さらに別の同級生・光彦(渋川清彦)からは、息子の明に対して無関心だと言われてしまう。紘は仕事や家族に向き合おうと決意する一方、瑛介の過去を知り......。




幼馴染の瑛介と光彦が山道を歩いて見つけた木 ―― その根元には彼等が子供の頃に埋めた宝物があった。

物語は3カ月前に遡る。
場所は南伊勢の田舎町、炭焼き職人の絋は運転中に幼馴染の瑛介を見かける。
自衛隊に入隊して村を出た瑛介が帰って来た。 ―― 幼馴染との再会に絋は同じく幼馴染の光彦を誘って昔話に盛り上がろうとするが、瑛介には影が有り、他人を拒絶したい雰囲気があった。

半ば強引に瑛介を炭焼きの手伝いに駆り出した紘に対して、瑛介も少しずつ心を開くようになり何が有ったかボツボツ話すようになる。
同時期、絋は妻・初乃に任せきりだった息子・明との関係で苦しみ、光彦にも指摘されていた。
学校でイジメられている明に瑛介は自衛隊流の護身術を教えてみた。

そんな折、光彦が経営する中古車屋でトラブルが発生する。駆けつけた瑛介が暴走して格闘術でチンピラ達を痛めつけてしまい、瑛介は責任を感じて、町を離れ近くの漁港で働き始める。



人生のターニングポイントを迎えた同級生3人の織り成す物語は不思議な温かさを纏っていた。
やがてその温かさがクライマックスには胸に熱いものに変貌していた。
メインキャスト始め登場人物、一人一人の創りこみ方が良かった。
細部まで配慮された脚本の緻密さと、緩急テンポの良い演出が物語に奥行きと行間を作り出していた。
終盤の展開は少し意外だったけれど、思いもよらぬ感動と不思議な人生の機微を感じてしまった。
歳取ったからかな。


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