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23
2019

誰がための日々








誰がための日々
トン(ショーン・ユー)は、送金だけして家に寄り付かない父ホイ(エリック・ツァン)や渡米したきり戻ってこない弟に代わり、母親(エイレン・チン)を介護していた。
先の見えない介護の果てに心を病んだトンは、ある日思わぬ事故で母を亡くしてしまう。
1年後、治療を終え退院したトンを、長らく疎遠だったホイが迎え、彼らは狭い部屋で一緒に暮らし始める。



家によりつかない父親ホイ、渡米したままの弟に代わって母親の介護をしていたトン。
障害を負った母親は、唯一の介護者であるトンに悪態の限りをついていた。
エリート会社員だったが退職し介護に専念する事になったトン、新婚生活の方は破綻しつつあった。
彼のストレスが極限に達した時、アクシデントから母親は死亡し、過失問われたトンは無罪になったものの躁鬱病と診断され入院する事に。

一年後、退院したトンは父親ホイに伴われ、風呂トイレ台所が共用の狭小アパートにやって来た。
ぎこちない父子の生活、トンは隣に住む無戸籍の少年と心を通わせるようになる。



やることなす事が上手く行かないトン ―― 誰もがトンに対して一歩引いてしまう。
そんな息子に対してやることなす事が空回りするホイ。
それぞれが償いの日々を生きていかなければならない。

物凄く残酷な物語だと思う。
誰も悪くない。
誰もが普通の生活を望んでいる。
ただ、その普通を望もうとすると誰かを傷つけてしまう。
そこに狙った悪意などは存在しない。

ようやく向かい合えた父子はどんな結論を出したのだろうか。
様々な憶測を呼ぶエンディング ―― バッドエンドかどうか、その解釈は観客に投げられた。


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