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08
2019

宵闇真珠








宵闇真珠
香港の漁村・珠明村、奇病に侵され陽に当たることのできないと聞かされている16歳の少女(アンジェラ・ユン)は、透き通るような白い肌の持ち主だった。
村人たちから幽霊と気味悪がられていた彼女は、日が沈むと肌を露出し、好きな音楽を好きな場所で聞くことが唯一の楽しみだった。
ある日少女は、どこからかやってきた男(オダギリジョー)と出会い、自身のルーツに触れる。



香港最後の漁村と云われる珠明村。
漁師の父親と暮らす少女は日差しを避ける生活を送っていた。―― 亡くなった母親と同じ病気を持っていると言い聞かされたから。
学校に馴染めず、唯一の友達は、牡蠣を養殖する線香売りの少年だけ。
或る時、少女が見つけたのは母親のドレスとカセットテープ ―― 母親の歌声 
日没後の海岸で唄を口づさむ少女に声を掛けた男がいた。
その男は山頂の廃墟となった洋館にやって来た旅人で、少女は彼に経験した事のない感情を覚える。
折しも近代化開発計画の進む村。
惹かれ合う二人も開発計画に巻き込まれていく。



"宵闇真珠"とは夜しか出歩けない少女の事。
ここではない何処かを夢見る美少女が異邦人と出逢って輝きだした。
こんな寓話的物語を監督撮影したのがクリストファードイル。
彼しか作れないアジア的耽美な世界は、只々美しかった。



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