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17
2018

2018 6月読んだ本

CATEGORY書籍







読本
6月 ワールドカップ開幕!
福井出張の二日間以外はほぼ全ての試合観ちゃったなぁ。
それなのに仕事は26連チャンだったよ~ん。


「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」 高野秀行 清水克行
(「BOOK」データベースより)
「面白い本を読んだら誰かと語り合いたい」から始まった辺境ノンフィクション作家と歴史家の読書合戦。
意図的に歴史と文字を捨てた人々『ゾミア』、武士とヤクザが渾然として一体だった時代の『ギケイキ』、キリスト教伝道師をも棄教させた少数民族『ピダハン』…。
古今東西の本を深く読み込み、縦横無尽に語り、通説に切り込む。読書の楽しさ、知的興奮、ここに極まれり!


前作が大好評だった二人の読書会対談集で購入即一気読み。
お二人の会話の楽しさ、充実感がこちらにまでひしひしと伝わってきて、ここまで"知的興奮"をMAXにさせてくれる書籍は中々出会えません。
次はどのカテゴリーでやりますか。

文中で紹介された書籍が地元書店で殆ど見つからない・・・・ ○| ̄|_ ○| ̄|_
そりゃ密林大盛況の筈。



「万引き家族」 是枝裕和
(「BOOK」データベースより)
「犯罪」でしかつながれなかった―。万引き・年金不正受給・虐待…。是枝監督が自ら描く、映画ではかなり尽くせなかった「家族」の在り方。

映画観てから小説読んでみた。
行間に唸ったり、愕然としたり、腑に落ちたり。
エンディング、疑似父子のその先は何があるのかな。




「男ともだち」 千早茜
(「BOOK」データベースより)
29歳のイラストレーター神名葵は関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、大学の先輩だったハセオから電話がかかる。七年ぶりの彼との再会で、停滞していた神名の生活に変化が訪れる―。直木賞候補作。

神名葵の生き方は賛否別れるだろうし、ハセオの存在だって女目線の都合いい幻想。
"業"までは行かないけれど、"だって人間だもの" ―― リアリティ持って受け入れられるのは、嫉妬と羨望が表裏一体、もしくは紙一重だから。
大傑作ですね。




「劉備と諸葛亮 カネ勘定の「三国志」」
(「BOOK」データベースより)
三国志に登場する劉備といえば民おもいの名君で、諸葛亮は天才軍師…ところが最新の研究では、こうした「常識」に疑問が生じている。本書では単なる物語ではなく、史実にもとづき、さらには彼らのカネの動きを追うことで、英雄たちの実像にせまる。あなたの知らない三国志がここにある。

ついつい中身確認せず買ってしまったけれど、三国志マニアならば大体知ってる事ばっかり。
何かしら小説三国志読んだ方にお勧め。


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