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16
2018

2018 5月読んだ本

CATEGORY書籍







読本

「凶犬の眼」 柚月裕子
(「BOOK」データベースより)
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。
警察vsヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。


懲罰で僻地の交番勤務となった日岡秀一の前に現れた指名手配中の大物ヤクザ。
大上の薫陶を受けた日岡秀一の胸中に二律背反の感情が湧き出した。

「孤狼の血」公開に合わせての続編は実在した山一抗争がモチーフ。
前作程の衝撃は無かったけれど一気読みしてしまった。




「関ケ原の合戦はなかった」 乃至政彦 高橋陽介
(「BOOK」データベースより)
主戦場は関ヶ原の平野ではなく、家康も三成もいなかった!…一次史料から、従来の「関ヶ原合戦」観を覆す驚愕の真実が浮かび上がる!

通説が勝者だけの歴史だったり、〇〇史観の影響と云うのは幅広く認知されているところ。
石田三成が首謀者と云うのは確かに微妙。
何だかんだ言って、上杉も毛利も先々見越して領土拡大に軍事行動起こすのは有りかなぁ。
有名な作家さんが蛮勇奮って新説書いて欲しい。





「CHAVS」 オーウェン・ジョーンズ
(「BOOK」データベースより) 
これが、新自由主義の悲惨な末路だ!緊縮財政、民営化、規制緩和、自己責任社会…。支配層の欺瞞を暴き、英米とEU各国で絶賛された衝撃の書!

Wikiで色々検索したり、様々な新書参考にしながら、ほぼ1カ月掛けて読み終えた。
2011年に上梓された当作を読んだ誰もが、そう遠くない未来の日本を思い描いた事でしょう。
2018年現在、可視化された階級社会に、民営化に、規制緩和に・・・・重い、暗い。



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