FC2ブログ
14
2018

2018 3月読んだ本

CATEGORY書籍







読本
3月は前半に大きい案件処理して、その残務整理に忙殺され挙句、色々トラブル有って平日に仕事バックレたんだよね。


「主婦病」 森美樹
(「BOOK」データベースより)
「たとえ専業主婦でも、女はいざという時のために最低百万円は隠し持っているべきでしょう」。
新聞の悩み相談で目にした回答をきっかけに、美津子はある仕事を始めた。
八時三十分から三時まで、昼休憩を除いて六時間勤務。完全在宅勤務でノルマなし。欠かせないのは、熟したトマト―。
R‐18文学賞読者賞を受賞した「まばたきがスイッチ」をはじめ、生きる孤独と光を描ききる六編を収録!


ここ最近ハマってるR-18文学賞作品。
1人の金髪の青年を軸に繋がる連作短編集。
最初から心中に何か欠落した、何かしら喪失感抱えてる人間と、こんな筈では無かった人間。
諦念抱えて生きる人間と、理不尽に憤る人間。
どちらにせよ女性は強いなぁ。
この手の作品は、その質感、温度、湿度・・・・微妙な感覚で好き嫌いとか合う合わないが有ると思うんですけど、この作品はその辺ハッキリするかな。





「からまる」 千早茜
(「BOOK」データベースより)
地方公務員の武生がアパートの前で偶然知り合った不思議な女。休日になるとふらりとやって来て身体を重ね帰っていくが、彼女の連絡先も職業も分からない。ある日、武生は意外な場所で彼女を目撃してしまう…(第1話「まいまい」)。妻に浮気をされた中年男、不慮の妊娠に悩む女子短大生、クラスで問題を起こした少年…。いまを懸命に生きる7人の男女。泉鏡花賞作家が複雑にからみ合う人間模様を美しく艶やかに描いた群像劇。

武生のアパートにふらりやってくる女、職場の上司と同僚、姉に甥っ子・・・公務員の武生を軸に緩く繋がる連作短編集だけど、武生自身の事はあまり語られない。
誰もが思わぬ事態に直面し思い悩み足掻く、恐らく解答は有るけれど、言葉に出来ない。
それを誰かが可視化してくれる。
それがタイトルの"からまる" ―― 読者も何となく傍らで観ている感じになるから不思議な物語。

千早茜は今年一番ハマりました。



「生きる理由を探している人へ」 大谷ノブ彦+平野啓一郎
(「BOOK」データベースより)
「自殺=悪」の決めつけが遺族を苦しめることもある。それでも自殺は「しないほうがいい」。追いつめられていても、現状から脱出して「違うかたちで生きる」という道を提示できないか。芸人と作家による異色対談。

芸人と作家の異色対談と云うけれど、大谷ノブ彦のラジオはずっと聴いていたし映画関係のコラムなんかも読んでいるから決して異色ではない組み合わせ。
タイトルで「えっ」となるけれど、別に生きるのに理由なんて無いし、"幸福"を狭義する事は無いという事。
自殺の話とか出てくるけれど、肩ひじ張らず読むと良い。
不思議とホッコリする新書でした。


以下時間切れ
「19歳のポルノグラフティ」 藝術学舎アンソロジー
「sex」 石田衣良
「春の庭」 柴崎友香
「星が獣になる季節」 最果タヒ


にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へ    人気ブログランキングへ
 
関連記事
スポンサーサイト



0 Comments

Leave a comment