FC2ブログ
24
2018

判決、ふたつの希望

CATEGORY映画-欧州








判決
レバノンの首都ベイルート。
パレスチナ人のヤーセル・サラーメ(カメル・エル・バシャ)とキリスト教徒のレバノン人トニー・ハンナ(アデル・カラム)が、アパートの水漏れをめぐって口論を始める。
さらに、ある侮辱的な言動が裁判に発展。
これをメディアが大々的に報じたことから政治問題となり、さらには国中を揺るがす騒乱が巻き起こる。



キリスト教政党支持者のトニーのアパートバルコニーからの水漏れ。
それを違法建築補修工事の現場監督ヤーセルが一方的に補修工事。

激高したしたトニーがそれを破壊。
壊されたヤーセルが吐き捨てた ―― 「クズ野郎 ! 」と。

建設会社に乗り込んで謝罪を求めるトニー。
仕方なく所長と謝罪に出向いたヤーセルに対して、トニーはパレスチナ人を侮辱する暴言を吐く。
キレたヤーセルは謝罪の代わりにボディーブローをトニーにかましてしまう。

肋骨2本骨折のヤーセルは、父親と妻の静止を振り切って告訴に踏み切る。
第一審は控訴棄却 ―― 裁判官は真意に気づいていた。
控訴審 ―― 大統領が当事者を呼んで和解を促す事態となり、双方の弁護人、マスコミ、国民が過熱する事態になっていた。



複雑な歴史に起因する壮絶な内戦、根深い民族対立に終わりはない ―― 日本人にはとうてい想像つかない世界
ヤーセル、トニー、どちらも心の奥底にあるのは憎悪。
更に物語が進むにつれて明らかになるトニーの残酷な過去。

「忘れぬ事は大切だが、未来に進む事はもっと大切」
エンディングの不器用な邂逅、まさしく希望を目撃した。


にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へ    人気ブログランキングへ

関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment