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25
2018

殺生関白の蜘蛛

CATEGORY書籍







殺生関白の蜘蛛
「殺生関白の蜘蛛」 日野真人
(BOOKデータベースから)
「松永弾正が蔵した天下の名器・平蜘蛛の茶釜を探せ」豊臣家に仕える舞兵庫は、太閤秀吉と関白秀次から同じ密命を受ける。
太閤への恐懼か、関白への忠義か…。二君の狭間で懊悩する男の周囲を、石田三成が暗躍し納屋助左衛門が跳梁する。
吹き荒れるのは後嗣を巡る内紛の嵐。
果たして権力者達が渇望する平蜘蛛の禁秘は何をもたらすのか?茶器に潜む密謀と秀次事件の真相に迫る歴史ミステリ。第7回クリスティー賞優秀賞。


keyword - 松永久秀、豊臣秀吉、豊臣秀次、石田三成、舞兵庫


関白秀次家臣の舞兵庫は、太閤秀吉から呼び出された。
「本物の“平蜘蛛の茶釜”を探し出せ」と。
時同じくして、主君秀次からも同じ命令が下った。

――かつて松永久秀の側近だった舞兵庫。
信長に反旗を翻した久秀に対して、信長は“平蜘蛛の茶釜”を差し出せば赦免すると云う。
久秀は一計を案じて側近達に平蜘蛛の茶釜と娘を託したが、その時既に舞兵庫は秀吉に内通していた。
主君を裏切った舞兵庫はその後存外に扱われた。

秀吉と秀次・・・どちらに従うべきか。
そして、裏切るきっかけとなった“平蜘蛛の茶釜”の真贋、そしてその秘密とはなんなのか。




良く知った時代・出来事に、良く知った戦国武将を脇役においやって、主人公はマニア好みの部将。
入り口の敷居が低くて、一気に引っ張ってしまう筆力は凄いですね。
歴史ミステリーなんだけど、エンディングで唸ってしまった。
裏切りで人生を翻弄された男の滅びの美学がテイストされたハードボイルドなんだと。





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