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22
2017

ノー・エスケープ

CATEGORY映画-欧州







ノー・エスケープ
メキシコとアメリカの国境地帯で、モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)と仲間がアメリカに密入国しようと灼熱の砂漠を歩き続けていた。
突如何者かに次々と狙撃され、訳もわからぬまま逃げ惑う一行は銃撃だけでなく、摂氏50度の過酷な環境にも苦しめられる。
水も武器も逃げ場もない絶望的な状況で、アメリカを目指す彼らの運命は……。



密入国すべくモイセスらメキシコ人一行を乗せていたトラックが砂漠でエンスト。
彼らは止むを得ず徒歩で有刺鉄線を越えてアメリカに侵入した。

そのアメリカ側国境付近で、一人のハンターのトラックが保安官とすれ違っていた。
うさぎ狩り呈なハンターの傍らには獰猛な猟犬が鎮座している。

密入国を果たした集団は、そのスピードから二手に分かれてしまう。
後行する集団が見たのは狙撃される先行集団 -- 全滅。
生き残ったモイセス達の存在もマンハンターに知られてしまった。
彼等は生き残れるのか。



生き残った人間たち vs ハンターwith猟犬。
ハンターのスナイパーっぷり半端ないが、走りまくる猟犬も、シンプルな展開にスピード感を増していた。
ギリギリまで削いた台詞もスリルとサスペンスを増幅させていた。

ハンター・サムの“人間狩り”は言外だけど、実際に国境地帯には武器を携行した自警団は多いと云う。
その中にトランプ大統領の主張に共鳴した市民、過激な白人至上主義者が紛れ込んでいる可能性は否定出来ない。
昨年評判になったドキュメンタリー「カルテルランド」を発展させたような作品で、こっちの物語は当然フィクションだけど、本当にこれは創作なのか、もしくは何かしらの事実/現実に基づいて作られてはいないかと疑わずにはいられない。
近い将来起こり得る事象ではないかと危惧する人は多いと思う。
いやー、既に起きてるよね。

純粋に作品としては本当に巧い。
本当に面白かった。


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