15
2017

お嬢さん







お嬢さん

日本の統治下にあった1930年代の韓国。
詐欺師たちの集団の手で育てられた少女スッキ(キム・テリ)は、伯爵の呼び名を持つ詐欺師(ハ・ジョンウ)から美しい富豪令嬢・秀子(キム・ミニ)のメイドという仕事をあてがわれる。
スラム街から彼女とそのおじが暮らす豪邸に移ったスッキだが、伯爵は彼女の助けを得て秀子との財産目当ての結婚をしようと企んでいた。
結婚した後に秀子を精神病院に送り込んで財産を奪う計画を進める伯爵だが……。



幼少より盗賊/詐欺師集団に育てられた少女スッキ。
彼女は藤原伯爵を名乗る詐欺師の壮大な計画に加わる事になる。

日本人華族の令嬢秀子の侍女としてとしてやってきたスッキ。
伯爵の計画は秀子と駆け落ちした後に秀子を精神病院に隔離して、秀子の義父の財産を手に入れるというもの。
スッキの仕事は秀子の信任を得て、秀子の気持ちを伯爵に向けさせる事だった。
事は計画通りに進み、秀子とスッキは屋敷を抜け出して伯爵の待つ日本に向かったのだが・・・・



第1部まではそのまま成り行きの物語。
2部からは秀子の視点から進んでいく物語で、ここから先は観客の想像の斜め上を行く展開。
ミステリー構成なんだけれど、種明かし的な真相を暴く構成は何処か滑稽な演出もされていて、この辺は実に面白くて見事。

まんまと秀子を騙した筈の伯爵だけれど、最後の最後で騙されていたのは伯爵。
では伯爵はどう騙されたのか。

原作がサラ・ウォーターズの「荊の城」と云うのと、過激な18禁シーンが話題先行した作品。
“官能ミステリー”と云う形容は間違いではない。
確かに官能シーンは凄いんだけど、密に入った設定と展開の凄まじさに18禁シーンは吹き飛んでしまった。
傑作ですね。


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