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08
2017

弁護人

CATEGORY映画-韓国







弁護人
1980年代初頭の韓国・釜山。
高学歴ではないが目覚ましい活躍を見せている税務弁護士ソン・ウソク(ソン・ガンホ)は、ある日、昔なじみのクッパ店の息子ジヌ(シワン)が裁判を控えていると聞き、拘置所へ面会に行く。
ある事件に巻き込まれたというジヌの信じがたい姿を見て、ウソクは何人もの弁護士が断った事件の弁護を請け負うことにする。



高卒弁護士のウソクには学閥のコネも後ろ盾もない。
金儲けのために手段を選ばない宣伝をして、弁護士があまり手を付けない不動産登記の仕事で繁盛していた。
それでも苦学をしていた頃の恩義もあって、いつも決まった下町食堂で食事をしていた。

そんなある日、その食堂の息子ジヌが行方不明になる。
拘置された連絡を受け、ジヌの母親に頼まれて面会に行ったウソク。
彼はそこでジヌが深刻な拷問を受けた跡を見つけ、ジヌの弁護をすることに。



時代は軍事政権下の韓国。
政権安定の為のアカ狩りは、ハッキリとした証拠がなくとも罪状をでっち上げて逮捕、拘留しての尋問拷問が横行していた。
ジヌを弁護するウソクにおしよせる多方面からの圧力。
必死で弁護するウソクだが裁判は当然検察側有利な展開。
一度は逆転したものの軍部の力は予想以上で、無罪を勝ち取ることは出来ず、2年後仮釈放という判決に落ち着いた。
ここから人権弁護士になったウソクは、1987年民衆扇動した罪で逮捕され法廷に立つ。

これが30年前の実話。
当時軍事政権で、今だって休戦下なのが韓国。
昨今の情勢―――朴政権とか、慰安婦像の事とか―――まだ、民主主義が育ってないから仕方ないかなと。
その一方で真正面から社会問題に向き合って映画にしてる関係者の心意気は凄いですね。
純粋に映画としても、丁寧な脚本と迫力ある演出で描かれた法廷劇に仕上がっている上、ソン・ガンホとオ・ダルス筆頭にキャストのキャラ立ちが完璧すぎた。


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