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03
2016

われらが背きし者

CATEGORY映画-欧州







われらに
イギリス人の大学教授ペリー(ユアン・マクレガー)とその妻ゲイル(ナオミ・ハリス)は、バカンスを楽しんでいたモロッコでロシアンマフィアのディマ(ステラン・スカルスガルド)と知り合う。
やがて彼から、マフィア組織の資金洗浄をめぐる情報が入ったUSBメモリーをMI6に渡してほしいと頼まれる。
ディマと彼の家族に危険が迫っているのを知って、ちゅうちょしながらも引き受けてしまう二人。
だが、それを機にロシア、モロッコ、イギリス、フランスなどを股に掛けた戦いに身を投じることになり……。


アンタッチャブルな雰囲気な会合。
その中心人物が雪原の中、家族を連れて車を走らせていた。
事故で塞がれた道路、検問にやって来た警官と思しき男に、いきなり撃たれ全員が死亡―――そして物語が始まった。

倦怠期を迎えていた大学教授ペリーと妻ゲイルは休暇旅行でモロッコに来ていた。
夫婦はとあるバーで一人の男と知り合った。
その男―――ディマはロシアンマフィアの大物。
初めて会った夫婦にディマは自分が命を狙われている事を打ち明けた。
イギリスの政治家も絡んでいる筈のマネーローンダリングの証拠が入ったUSBを空港でMI6に渡してほしいという。

事情を聞かされ断り切れずに請負ってしまったベリーは空港でヘクターという男にUSBを渡す事ができた。
ところがヘクターはペリーに、今回の作戦協力を求めてきた。
実はヘクターにはヘクターなりの事情があって、彼は今回の作戦でかつての自分を陥れた男への逆襲を考えていた。
情報提供したディマは亡命して、家族の安全保障を望んでいた。
両者の思惑に巻き込まれる形になったベリーは、いつしかディマ家族に肩入れする形で作戦に絡んでいく。



見なかったことにも耳を塞ぐことも出来た筈の男(ベリー)はそうしなかった。
そうしなかったくらい相手の男(ディマ)に魅了された。感情移入してしまった。
その意志がドラマの主軸だと思う。
ちりばめた伏線の回収含めてプロットが見事。
サスペンスの醍醐味もよく整理されているし、キャストも完璧。
原作がル・カレだからスタイリッシュでストイック、それで面白いに決まってる訳。
本当に抑制の効いた大人のスパイサスペンスだと思う。


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