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10
2016

緑はよみがえる

CATEGORY映画-欧州







緑は・・・
第1次世界大戦の真っただ中にある、1917年の冬。
イタリア軍とオーストリア軍が激戦を繰り広げているアルプス山中のアジアーゴ高原に、若いイタリア軍中尉が着任する。
塹壕に身をかがめ、猛烈な寒さに震え、死の恐怖に打ちのめされる兵士達の姿を目の当たりにして、彼は現実を痛感する。
ある夜、イタリア兵たちがナポリ民謡を歌い出し、それを耳にした姿の見えないオーストリア兵からの歌声を求める声が響く。
つかの間の平和が訪れたかのように思えたが……。




静寂な雪原、山肌に月が浮かぶ夜。
イタリア兵の歌う民謡に敵であるオーストリア兵からも喝采が贈られる。
その瞬間、確かにそこに平和があった。

塹壕に身を潜めるイタリア兵。
寒さに震える
死の恐怖に怯える

病気が蔓延した
満足な食糧も届かない

厭戦気分すら失せた
怨嗟の声も消えた
絶望とか諦念ではない何か
思考の放棄だ。


赴任した若い中尉 ————— 前線で知る戦争のリアル
命令は無慈悲 —―— いつの時代も、どこの国家でも
廃墟への移動指令 ——— 待ち構える敵の狙撃手
指名された兵士 ——— 躊躇せず自死を選択した。

人間はいつだって愚かだ。
人間はいつまでも愚かだ。

だけど自然は美しい
だけど自然は変わらない。

戦争の悲惨さと自然の普遍を淡々とした映像美で描いた作品。
重かった。
辛かった。
どんな感想を期待して獲った作品なんだろうか。


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