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18
2016

サウルの息子

CATEGORY映画-欧州







サウルの息子

1944年10月、ハンガリー系ユダヤ人のサウル(ルーリグ・ゲーザ)は、アウシュビッツ=ビルケナウ収容所でナチスから特殊部隊“ゾンダーコマンド”に選抜され、次々と到着する同胞たちの死体処理の仕事に就いていた。
ある日、ガス室で息子らしき少年を発見した彼は、直後に殺されてしまったその少年の弔いをしようとするが……。


ハンガリー系ユダヤ人のサウルは同胞達をガス室に送り、その死体を処理するゾンダーコマンド。
期限が来れば、彼等もガス室に送られる。

サウルが息子とおぼしき少年の埋葬と、ラビ(ユダヤ教聖職者)を探すのは、それが彼にとって最後の人としての行いだったと思う。
犯した罪の重さ―――贖罪の気持ちも有るだろうし、自己確認的な欲求≒自分自身への言い訳だったかもしれない。
いや、それしか無かったと思う。
エンディングはその"憑き物"が抜けたサウルの表情と・・・・・・嗚呼(絶句)。


あえてのぼやかした映像に長回し、そのカメラワークと演出に、冒頭から最後まで緊張感が途切れることは無かった。
だけど狂気を纏った哀しみはあまりに重すぎて・・・・何なんだろうか、この絶望感は。


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