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24
2023

零落

CATEGORY映画―邦画
零落
漫画家の深澤(斎藤工)は、8年にわたって連載してきた漫画を完結させたが、次回作のアイデアをまとめられずにいた。
担当編集者(永積崇)から見下され、漫画編集者である妻・町田のぞみ(MEGUMI)との関係も冷え切り、言いようのない敗北感や虚無感を抱く。
ある時、深澤は立ち寄った風俗店でちふゆ(趣里)という風俗嬢と出会う。
自分について探りを入れるようなことをせずに「あなたはあなた」と言って静かに笑う彼女に惹かれた深澤は、彼女の帰郷に同行する。



承認欲求と虚無感 ―― 肥大化する二律背反する感情。
苦しむ深澤を救ってくれた風俗嬢・ちふゆ ―― ちふゆの瞳は学生時代の彼女の猫の様な瞳に酷似していた。



猫の様な瞳の子 ―― 抱いていた畏敬と怯懦。
深澤を苦しめるそれらと、"生業"の"業"
ひと時とは云え、邂逅してくれたのがちふゆ。
深澤は"業"に堕ちていくのか、甘受するのか、制していくのか。
どこまでが原作/浅野いにお氏自身の投影なんでしょうか。

斎藤工の演技は言わずもがなで良かったけれど、それを凌駕していたのが趣里。
原作のイメージ完璧でしたね。

劇中に登場した喫茶店は、監督・竹中直人が忌野清志郎と過ごした想い出の地。
しりあがり寿、ハナレグミの永積崇も出演していて、何か濃厚な作品でした。
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23
2023

ヒトラーのための虐殺会議

CATEGORY映画-欧州
ヒトラーのための虐殺会議
1942年1月20日。国家保安部代表のラインハルト・ハイドリヒは、ナチス親衛隊と政府高官ら15名を、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖のほとりにある邸宅に招集する。
「ユダヤ人問題の最終的解決」についての会議が開かれ、彼らはヨーロッパの全てのユダヤ人を抹殺する計画について話し合う。
会議ではユダヤ人の移送、強制収容、強制労働、計画的殺害などが異論なく議決される。



既に行われていたユダヤ人虐殺の効率化を目的とした軍部と官僚幹部の調整会議が"ヴァンゼー会議"。
ハイドリヒがアドバンテージを握る当会議で、多少抵抗する官僚がいても、所詮は省益を考えての事。
この議事録が残されていたから、ニュルンベルク裁判が効率化されたと云う。



軍人は別として、相応のインテリジェンスを有した官僚がここまで盲従するだけの人物だったのか ―― ヒトラーは。
相当に恐怖政治は有ったのでしょうけれど、官僚のプライドのみならず国民の尊厳を擽る掌握の術が凄かったのは間違いない。
異を唱える暇もなく、人種絶滅を論議する会議が淡々/粛々と進められていく光景は普通過ぎて怖かった。
異様に感じているのは歴史を知っている後世の人間だからなのか。
22
2023

長野駅

CATEGORY写真
長野駅01
名古屋へGO

長野駅02
軽井沢へGO
21
2023

シン・仮面ライダー

CATEGORY映画―邦画








シン仮面ライダー
幸せの希求 ―― これまでの人類の"正義"と、AIが考えた"ショッカー"の正義。
そのショッカーに作られた人造人間/仮面ライダー人類の"正義"の側に立ち、ショッカーと闘う事を選択した。



台詞が長いとか、CGが微妙とかあるけれど、シン・エヴァンゲリオンにも通じる世界観は悪くない。
その世界観にハメ込んだのが登場するオーグ(怪人)が持つ背景と意図。
このメタファーは見事だし、人型AI・ケイの造形には色々と唸ってしまった。(解る人には解るリスペクトとオマージュですよね。)
続編映画は無理でも、何かしらの形で、この先を見届けたい物語です。



20
2023

甲府-岡山(2023.3.19A)








甲府岡山A
余りにも早い時間帯に先制したもんで、この試合"ヤバいよ、ヤバいよ"と思ってたら、"ヤバいよ怖いよ痺れるよ"展開だったでござるよ。
痺れたのは・・・・・
・サトカズ欠場のチャンスを確実にものにした品田の試合毎の成長。
・「えっ、ルーキー?」そう思わせる詩音の安定感。
・交代で際立つ松本巨神兵
・クローズ安定の山本
・絶対神・河田の存在
・そして、岡山・櫻川ソロモンの規格外プレー。 何故にJ2?

次節、水戸戦どうしよっかな。
年度末で色々ありすぎなんだが。
19
2023

2023.3.19 甲府-岡山








甲府岡山A
・現在対岡山3連敗中で、昨シーズンは開幕で岡山と闘って1-4。内容がシーズン象徴してた気がする。
・岡山は開幕から負けなし(2勝2分)好調で、今節はU20代表の坂本、佐野が帰還。

・甲府は藤枝戦と同じスタメン
・長谷川をサイドに置く意義がさぁ
・純真が駄目なら、荒木を上げるチョイスは?




18
2023

パスタ

パスタ
オカンが何か勘違いして大量買いした細麺パスタ(茹で時間2分)。

GYM後の昼食に調理してんだけどナポリタン(写真)にしても美味しくない。

つー事でレシピ募集中。

「インスタで探せば」とはクライアントの高校生。

俺ちゃんはBLOG世代なんだな。
17
2023

r a i l r o a d

CATEGORY写真
線路
クライアントさんの高校生が卒業式終えて挨拶にやって来た。

えらく畏まった挨拶するもので、こっちが変に恐縮してしまった。
 

線路と一緒でどこまでも(人生)繋がっていると思うから、一言「さぁ、行っておいで。」

いろんな景色見て欲しいです。
16
2023

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

CATEGORY映画-米







エブエブ
エヴリン(ミシェル・ヨー)は優柔不断な夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)と反抗期の娘、頑固な父と暮らしながら、破産寸前のコインランドリーを経営している。
税金申告の締め切りが迫る中、エヴリンはウェイモンドに並行世界に連れて行かれる。
そこでカンフーマスターさながらの能力に目覚めたエヴリンは、全人類の命運を懸けて巨大な悪と闘うべく立ち上がる。


冒頭からよく解らないまま始まって、よく解らないまま引きずり込まれてハマって、気が付いたら終わってた。
マルチバースを股に掛けた全宇宙を救う事になったエヴリン。
この闘いが、まさかの母娘喧嘩から始まってて、前代未聞の家族再生ドラマで帰結するって、ちょっと普通じゃないっす(誉めてる)。
愛犬武器にするとか、大人のオモチャがツールとか、アブノーマルな愛欲シーンとか有り得ない部分も普通じゃないっす(全力誉めてる)
設定/プロットから賛否両論半端ないんですけれど、馬鹿馬鹿しさを極めたからの全力エンタな訳で最高に楽しかった。
理屈抜きに、この作品楽しめた人とは友達になれそうだ。

15
2023

W i n n y

CATEGORY映画―邦画







winny.jpg
2002年、金子勇(東出昌大)は、ファイルを簡単に共有できるソフト「Winny」を開発し、2ちゃんねるに試用版を公開。
そのシステムがシェアを伸ばしていく一方、Winnyによる違法アップロードが社会問題に発展していく。
違法コピーした者達が逮捕される中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑で2004年に逮捕、弁護士の壇俊光(三浦貴大)が弁護を引き受ける。



裁判が始まった頃、エンジニアの知人から「間違いなく冤罪で、日本は米中から周回遅れになる」と云われた事だけは記憶していた。
金子勇氏の中身は"好き"が"情熱"に、"情熱"が限りなく"趣味の延長"になっただけ。
或る意味で"無意識過剰"だっただけの人だと思う。
それ故に無駄に費やした7年と云う歳月と急逝された事が悔やまれます。
14
2023

フェイブルマンズ

CATEGORY映画-米







フェイブルマンズ
初めて訪れた映画館で映画に魅了された少年サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)。
その後彼は8ミリカメラを手に、家族の行事や旅行などを撮影したり、妹や友人たちが登場する作品を制作したりするなど、映画監督になる夢を膨らませていく。
母親(ミシェル・ウィリアムズ)が応援してくれる一方で、父親(ポール・ダノ)は彼の夢を本気にしていなかった。
サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを経て成長する。



初めて観た映画にハマったフェイブルマン。
手にしたカメラで様々な映像を撮り、将来に夢を馳せていた。
音楽家である母親は応援してくれるものの、野心溢れるエンジニアの父親は何処か冷淡な眼差しだった。
そんな父親のキャリアアップに伴う転居は、フェイブルマンと家族に思わぬ転帰をもたらすことになる。



スピルバーグ監督の自叙伝の映像化。
元々の感性だったのか、撮影で磨かれたのか。
心のままに振り向けたレンズの先にあったのは言語化出来ない人間の内面。
観たくないモノを見てしまった。
内包した筈の自我を暴いてしまった。
フェイブルマンも傷ついたが、他者も傷ついた。
それでも撮影をやめないのは、それが"業"なのか、"天職"なのか。
エンディングシーンのフェイブルマン ―― あれは "我が意を得たり"
正解を見つけた訳だ。
"おぉっ" 小さく頷いてしまいましたよ。
13
2023

三蔵法師・玄奘の旅路








三蔵法師
玄奘―三蔵法師は長安からブッダの国、インドへと仏典を求め旅立つ。
多くの出逢いと別れを経て、灼熱のタクラマカン砂漠を越え、ついにインドのナーランダー僧院へ辿り着き仏教の研究に勤しむ。
多くの仏典を中国に持ち帰った時、彼は齢50歳を過ぎていた。



三蔵法師玄奘の書き残した大唐西域記からの再現ドラマ。
初耳だったのは
・ 三蔵法師は一般名詞だと云う事。
・ 玄奘し既に確固たる地位にあったのに出奔状態で出立して、指名手配された事www
・ 大きく西に迂回してエベレストは越えなかった事。 よく考えたら当たり前
・ 「何かスゲーお坊さんが唐から来るらしい」噂は千里走ってたっぽい。
・ インド国内でも遊学してた。

面白かったんで「大唐西域記」購入検討してます。
12
2023

甲府-藤枝(2023.3.11 H)









甲府藤枝
・河田が神過ぎた。
・ウタカが交代してからの活性化が・・・・
・交代で入ったジェトゥリオと松本が効いてた
・左サイドやられまくりだったけど、藤枝/久保がキレッキレッ過ぎた。 夏のマーケットでJ1お買い上げ間違いないっすね。
・藤枝のサッカーは大木ロマンのまんま。魅了されました。
11
2023

2023.3.11 甲府-藤枝









甲府藤枝
・フジフィルムカップ含めて、4戦未勝利で得点3。
 各方面の冷ややか論調見るにつけ、何かしらアクション起こさないとヤバくないですか?

・J2ルーキーの藤枝
 大木監督時代、大木サッカーに一番程遠かった須藤大輔が、大木サッカーを標榜してるのも中々感慨深いっすね。
・須藤監督以下、養父コーチ、阿部GKコーチに岡西。
行きたかったなぁ。

何で13時kick offなの
仕事終わるのが12時過ぎで、小瀬まで2時間かかるんですよ(´;ω;`)
つー事でDAZN観戦いたします。
 
10
2023

エゴイスト

CATEGORY映画―邦画







エゴイスト
東京の出版社で、ファッション誌の編集者として働く浩輔(鈴木亮平)。
自由気ままな日々を送る彼だが、14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠しながら思春期を過ごした過去があった。
ある日彼は、シングルマザーである母親を支えながら働く、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い、惹かれ合っていく。
亡き母への思いを抱える浩輔は、母親に寄り添う龍太に手を差し伸べ、彼を愛する日々に大きな幸せを感じる。
あるとき浩輔は、龍太とドライブの約束をするが、龍太はいつまでたってもやってこなかった。



編集者として華々しく活躍する浩輔 ―― 14歳で母を亡くし自分を偽って来た思春期は故郷に捨てて生きている。
或る日、仲間からパーソナルトレーナー龍太を紹介される。

独学でパーソナルトレーナーになった龍太 ―― シングルマザーの母親が病弱なため家計を支えていた。
忽ち惹かれ合った二人 ―― 龍太の姿に亡くなった母親の想いが重なった浩輔は物心両面から龍太を支える事に充足感を覚えていた。
しかし、そんな日々が突然、終わりを告げてしまう・・・・・



浩輔の献身は或る意味自己満で、それがタイトルの「エゴイスト」だと解釈しました。
行き着いた果てが愛情の向こう側に言っちゃうのは決して間違ってないですよね。
その帰結が人それぞれで、成就するのか。悲嘆に暮れるのか。壊れてヤバい方向に向かうのか。自業自得と納得できるのか。
これを他人がどうこう言える訳ない・・・・・羨望とか嫉妬とが入り混じると何か言いたいかな。

観客15人位で男は俺一人。
濡れ場が結構リアルだった気がします。
09
2023

BLUE GIANT

CATEGORY映画―邦画








BLUEGIANT.jpg
仙台に暮らす高校生・宮本大。ジャズに魅せられてテナーサックスを始めた彼は、来る日も来る日も河原でテナーサックスを吹き続ける。
卒業を機に上京した彼は、ライブハウスで同世代のピアニスト・沢辺雪祈の卓越した演奏を聴いてバンド結成を持ち掛ける。
取り合わない沢辺だが、聴く者を圧倒する宮本のサックスに胸を打たれて話に乗り、さらに宮本の熱意に感化されてドラムを始めた高校の同級生・玉田俊二も加わって“JASS”が結成される。
日本のジャズシーンを変えようと、彼らはまい進していく。





原作未読だし、劇中の端折りは理解出来なかったけれど、中盤から自然に泣いちゃった。
三者三様のJAZZに対する質感、向かうベクトルの熱量が凄かった。
スクリーンからダイレクトに伝わる律動に心撃たれましったって。
上原ひろみ全監修の音楽が半端なかった。
クライアントのプロギタリストさんに勧められての鑑賞だったんですが、いやーヤバすぎて、サントラ買いました。
08
2023

善光寺

CATEGORY信州
善光寺01

善光寺02

善光寺04

善光寺03

善光寺05
07
2023

長野市

CATEGORY信州
長野01

長野02

長野03
先週末は長野市出張。
夕方空いた時間に市内ブラブラ
06
2023

甲府-東京V(2023.3.5 A)







甲府東京V

情報封印して出張から帰宅して19時過ぎからDAZN観戦。
後半最後の15分は面白かったけど、選手引っ張り過ぎじゃね?
ジェトゥリオは頭から見たいですね。
05
2023

2023.3.5 甲府-東京V








甲府東京VA
・徳島戦とほぼ同じ先発予想
・ボランチはサトカズ→品田 リザーブに土肥?
・今シーズンのストロングポイントとなるやも左サイド vs 宮原の攻防
・ウタカ引っ張り過ぎお疲れでは。と云う事で三平先発もアリですか。

本日は長野市出張でリアタイ視聴出来ないんだな。
詳細レビューはにほんブログ村/サッカー/ヴァンフォーレ甲府、 にほんブログ村/サッカー/東京ヴェルディ  それぞれ御参照下さい。

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